インスタでお知らせしたとおり、12月13日(火) 9:30より、大野城市議会 本会議 12月定例会 一般質問にて中学校給食について質問してくださることになりました!
ぜひお時間の許します方は、大野城市役所本館5階 本会議場へ傍聴へお出かけください。
お時間のない方はYouTubeにてリアルタイム配信もございます。
(リアルタイム配信終了後のアーカイブ配信はかなり時間をおいてUPされます)
松崎正和議員 一般質問
(1)学校給食法第八条第二項に「学校給食を実施する義務教育諸学校の設置者は、学校給食実施基準に照らして適切な学校給食の実施に努めるものとする」とある。
この「学校給食実施基準」は、平成21年の学校給食法改正の折に、文部科学大臣から示されたもので、学校給食を運営するにあたっては極めて重要なものであり、そこには「学校給食は、これを実施する学校においては、当該学校に在学するすべての児童又は生徒に対し実施されるものとする」と定義している。
このような法の改正等時代の流れの中で、全国的にも法律の定めに沿って「中学校全員制給食」に移行する自治体が年々増加している。
そのような中、福岡県を見てみると、県下60市町村の内「中学校全員制給食」を実施しているのは、来年全員制に移行する太宰府市を含め55市町村で、9割を超えている。この現実を市長はどう感じているのかお聞かせいただきたい。
(2)ランチ給食はアレルギー除去食の対応は出来るのか。又、現在の、ランチ給食(教職員等を除いた生徒のみの数)・家庭弁当・パンのそれぞれの喫食数は。
(3)大野城市では2005年に、弁当を持ってこられない生徒がいるため家庭弁当を補完する業者外注弁当を加えた選択制給食が始まった。
それから20年近く経過した今日、社会経済情勢、女性の社会進出による共働き世帯の急増等々、子供をとりまく環境は激変した。
この時代の流れに従うべく福岡県はもちろん全国の自治体は、学校給食法などの規定に沿って、中学校給食の制度改正に取り組んできた。
そのような中で、なぜ大野城市は20年近く前に始まった、時代の流れに逆らうような選択制給食にこだわるのか理解できない、市長の考えをお聞きしたい。
(4)学校給食法の学校給食実施基準に沿って、現在小学校で行われている全員制給食を中学校で実施すれば、選択制給食が抱える問題である、昼食の欠食、現金の持参、栄養の偏り、アレルギー、食事の量の調整、食育の不十分さ、家庭の負担などの問題はほとんど解決できるはずだが、教育長の見解を伺いたい。
以上が松崎正和議員の質問内容です。どれも大野城市民が聞きたい質問の核心をついており、市議会議員として市長や市教育委員会から直接回答を聞いていただけることは、本当にありがたいです。
中学校のより良い給食を考える会@大野城は2020年8月5日に、大野城市民3516筆の全員制完全給食を求む署名を、市長と市議会議長宛てに提出いたしました。しかし、市長との面会は未だにかなわず、回答書もいただいておりません。(その義務はないとのことでした。)
市教育委員会との面談でも「選択制給食を堅持する大野城市の姿勢は変わらない。」と返答いただき、市民の思いがこんなにも軽いという現実に、会員皆がっくりうなだれていた様子を思い出します。
あれから2年、私たちは諦めず草の根的活動を続けてまいりました。大野城市議会すべての会派に面談を申し込み、全員制完全給食に理解を求めつつ、大野城市民に中学校給食の現状を伝えてまいりました。
そうして、ついに20名いる大野城市議会議員からもうお一人、中学校全員制給食に賛同してくださる議員さんが立ちあがってくださったこと、活動は無駄ではなかったと一同感激しております。
市議会は市民の意見を市に吸い上げる大事な組織です。ぜひ、市民の皆様の関心と注目をいただき、より良い市政を目指していけるよう、力を貸してください。最後は市民の力が議会や市を動かすのだ、と信じています。
0コメント