藤原辰史先生講演会 開催報告

2023年2月18日、大野城まどかぴあにて、講演会を無事開催いたしました!

講演会までの道のりや内容は、給食会のSNS担当者が涙なくしては見れない素敵な動画にまとめてくださったのでぜひご覧ください。



※来場者数は108名!たくさんの市議会議員さん、予定候補者さん、ケーブルステーション福岡さんの取材も入り、毎日新聞さんもいらしてくださいました。

※講演会の様子。面白すぎて、あっという間の1時間でした。

※当日はケーブルステーション福岡さんの取材も入り、翌日放送されました!


講演会後の質問で、「ここまで市民が大野城市の中学校給食に全員制給食を求めているし、これだけの市議が来た。これで全員制にならない理由があると思いますか?」や、


「私は十数年前に下大利で子育てをして子どもを中学校に通わせていた。その頃大野城市は弁当持参で辛かったが、毎日の生活に追われて声をあげたり、動くことをしなかった。今そのことを、現役のお母さんたちに謝りたい気持ちでここにいる。なんとか全員制給食になるよう、応援しています。」や、


「このあとどういう活動をすれば、大野城市中学校が全員制給食になりますか?」など、


え?あなた給食会の回し者ですか?というくらいのするどい質問がバンバンと藤原先生にとび、先生は驚きながらも嬉しそうに


「これまでここまで市民の動きが大きくなった自治体で、学校給食が変わらなかった自治体は歴史的にない。」


「学校給食を良くしてきたのは政治家ではなく、市民、教師、栄養士の努力と声です。市民ができることは公開アンケートなどで政治家の考えを公にしたり、声を上げ続けること。」

という心強いお答えをいただきました。


最後になりましたが、講演会の無料開催をクラウドファンディングでご支援くださった皆様、あつい応援のメッセージで私たちは勇気とともに前進することができました。


また、藤原先生の温かいお人柄、食べているときのなんとも幸せそうなお顔、「僕はぜったい許せません!」という、おそらく口癖であろうお言葉を何度か聞き、


あぁ、歴史学者って冷静かつ俯瞰的に歴史を見ているだけでなくて、こうやって純粋に怒るのか(藤原先生が稀なのかもしれませんが)と思いました。


だから私も給食活動で、市議や市の主張に傷ついたり、怒ったりすることがよくあり、そんな自分を弱い人間で、とてもやっていけないと思っていましたが、それでいいのだと思うことができました。


゛やわらかい感受性がないと、自分と異なる立場に置かれた、声をあげることもできないひとの苦しみが分からない。”と思えるようになりました。


本当に貴重な機会を頂き、先生はじめ支援者、協賛後援くださったNPO法人、企業様、マスコミ各社、給食会メンバーの皆さま、ありがとうございました。


来場者の皆さまから頂いたアンケ―ト結果は追ってお知らせいたします!

中学校のより良い給食を考える会@大野城

私たちは2019年夏、大野城市中学校に全員制学校給食が無いことに驚いた、育児休業中の母親により発足しました。 2020年8月、井本市長に大野城市民による3516筆の全員制の学校給食を求めた署名を提出しましたが、回答はありません。 福岡県内60の自治体の内54自治体が、中学校に「小学校のような給食」を実施しています。学校給食はすべての子どもを受け止める社会のセーフティネットです。

0コメント

  • 1000 / 1000